TOEIC高得点より大事?「使える英語力」が身につく資格4選

英語

こんにちは、ノックスヴィルです。

皆さんは「英語ができる」と聞いて、何を思い浮かべますか?

TOEICで800点?900点?
もちろん、それも素晴らしい成果です。

でも実際の仕事や海外生活では、「点数」よりも実際に話す・書く・理解する力=“使える英語力”が求められます。

この記事では、実務や日常生活で本当に役立つ英語力が身につく資格を4つ紹介します。


なぜ「TOEIC高得点=使える英語力」ではないのか?

TOEICはリスニングとリーディング力を測るテストとして優秀です。
就職・転職にも有利で、履歴書にも書きやすいというメリットがあります。

ただ、スコアが高くても英語でのミーティング・ネゴシエーション・海外旅行での対応ができるかどうかは別問題です。

実際、僕自身は留学前のTOEICスコアが500点台でしたが、カナダでの1年間の留学では「話す・質問する・聞き返す」などの実践的な英語力で大きく困ることはありませんでした。

だからこそ、“使える英語力”を本当に身につけるには、アウトプット重視・実務対応型の資格にも目を向けてみてほしいと思います。


1. TOEICスピーキング&ライティングテスト|「話す・書く」力もチェック

一般的にTOEICといえば「L&R(リスニング&リーディング)」ですが、実はスピーキング&ライティングのテストもあります。

すでにTOEIC L&Rのスコアを持っている方には、アウトプット力の腕試しとしておすすめです。

こんな方におすすめ

  • TOEICのスコアをさらに補強したい
  • 英語4技能をバランスよく証明したい
  • 英検よりも慣れた形式で挑戦したい

履歴書に4技能を記載したい場合、英検を選ぶのも一手ですが、TOEICの延長として気軽に取り組めるのがこの試験の魅力です。


2. 英検|総合力と実践力をバランス良く鍛える

英検準1級は、「読む・聞く・話す・書く」の4技能をバランスよく評価する試験です。

TOEICでは測れないスピーキング・ライティング能力も問われるため、実務での英語コミュニケーション力を鍛えたい人にぴったりです。

こんな方におすすめ

  • 海外赴任・外資系を目指す人
  • 総合的な英語力を伸ばしたい人
  • TOEFLやIELTSのステップにしたい人

難易度の目安

英検準1級は、TOEICスコア換算で850〜900点程度と言われますが、「書く・話す」力が必要な分、単なる読み書き力だけでは突破できません

公益財団法人 日本英語検定協会
英検(実用英語技能検定)の公式ウェブサイトです。受験の申し込みや試験日程・検定料・過去問題の閲覧、合否の確認ができます。高校・大学への入試優遇や単位認定優遇、英語教育に従事される団体・学校関係者の方向け研修・セミナー情報もご覧ください。

3. 通訳案内士|アウトプット重視の高度資格

通訳案内士は国家資格で、訪日外国人観光客に日本を案内する“プロの通訳ガイド”として活躍できます。

英語力だけでなく、日本文化・歴史の知識、スピーキング力も問われるため、実践的な英語力を鍛えるのに最適です。

こんな方におすすめ

  • 英語+αのスキルを持ちたい
  • 日本文化を英語で説明できるようになりたい
  • 副業や個人活動に活かしたい

難易度とメリット

試験はやや難しめですが、合格すれば「英語×日本文化」の専門スキルを証明できます。観光業や国際交流系の仕事に加え、Airbnb体験ガイドなど個人副業としてもチャンスが広がります。

全国通訳案内士試験概要|JNTO(日本政府観光局)
全国通訳案内士試験は、全国通訳案内士として必要な地域及び能力を有するかどうかを判定する国家試験で、JNTOは観光庁の代行機関として毎年度実施しています。今年度の試験概要についてもこちらからご覧いただけます。

4. ビジネス英語検定(Linguaskill Business/日商ビジネス英語検定)|即戦力の英語力を証明

Linguaskill Businessや日商ビジネス英語検定は、実務英語に特化した試験です。

メール、会議、レポート作成など、企業で求められる4技能を網羅的に測定します。

こんな方におすすめ

  • TOEICでは測れない実務英語を証明したい
  • 外資系や国際部門を目指す
  • 現場で“今すぐ使える”英語力を磨きたい

特徴と注意点

これらの試験は知名度がやや低いため、履歴書でのアピール力には限界があるかもしれません。ただし、「英語で仕事をする力」が重視される現場では、高い評価を得る可能性があります。

Linguaskill Business| 公益財団法人 日本英語検定協会
日商ビジネス英語 | 商工会議所の検定試験
日商ビジネス英語検定を「知る」(試験概要) 主な対象:英語によるビジネスコミュニケーションの基礎的な能力を身につけたい学生から国際ビジネスの第一線で活躍する社会人まで広く活用いただくこと…

まとめ|“点数”のその先へ。「伝わる英語」を身につけよう

TOEIC L&Rは英語力の“目安”にはなりますが、本当に求められるのは「使える英語」です。

スピーキング・ライティング、そして実務での活用力を重視した資格に挑戦することで、英語力は次のステージへと進みます。

今回紹介した資格は、どれも「話す・書く・伝える」力を伸ばせる実践的なものです。
点数を追うだけでなく、実際に役立つ英語力を育てていきましょう!

プロフィール
この記事を書いた人
ノックスヴィル二等兵

29歳のときにカナダ・トロントへワーキングホリデーで留学。英語学習や国際経験を経て、現在は社会人のための勉強について中心に発信しています。

取得資格は以下のとおり:
・通関士
・貿易実務検定B級
・日商簿記2級
・安全保障貿易管理(STC)EXPERT
・TOEIC 795点
・ビジネス実務法務2級
・FP3級
・危険物乙種四類
など

「勉強 × 留学経験」をテーマに、リアルな体験や学びを発信中です。

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