はじめに|その英語勉強、間違っていませんか?

こんにちは、ノックスヴィルです。
僕は29歳のときにカナダ・トロントへワーキングホリデー留学を経験しました。それ以前は、1年間独学で英語を勉強していたのですが、今振り返ると「遠回りだったな」と思うことも多かったです。
実際に現地で英語を使ってみて初めて、「これは効果が薄かった」「別の方法にすべきだった」と痛感したことがいくつもありました。
この記事では、英語学習でよくある失敗例と、それを避けるための具体的な対策を5つ紹介します。
これから英語を始める社会人の方や、将来的に留学を検討している方の参考になれば嬉しいです。
1. 単語だけをひたすら暗記する
僕の失敗談
1日100語のペースで単語帳をただ暗記していた。
使う場面がなく、すぐ忘れる。
つまらなくて継続できない。
なぜ失敗か?
単語は「使ってこそ」定着します。単語単体で覚えても、会話や文章の中で使えなければ実践力にはつながりません。
回避法:文脈で覚える&フレーズごと暗記
英会話を目指すなら、ドラマでよく使われるフレーズをそのまま覚えるのがおすすめ!
カナダに行ったときに感じたのですが、ほんとにドラマのフレーズそのまま出てきます。
あとスラング的な言い回しだったり、リエゾン(音と音がつながる発音)で慣れることができます。
これは教科書や単語帳では学べません。
試験対策であれば単語帳を積極活用していきましょう!
ただし注意点があって、単語と意味だけを覚えず例文ごと覚えることで文法や語法も同時に身につきます。
音声を使えば隙間時間でフレーズも学ぶことができます!
最近の単語帳であれば音声ファイルも付属されていることが多いので活用してみてください!
2. 文法を完璧にしてから話そうとする
僕の失敗談
「もっと文法を理解してから話そう」と思って、スピーキングの練習をずっと後回しにしていた。
なぜ失敗か?
英会話で大切なのは、多少の文法ミスよりも「伝えること」。実際にネイティブと話してみて、そう実感しました。
そして最も大切なことは今なんの話をしているのかを意識しながら会話するです。
単語の意味が少し位わかなくても会話の流れがわかれば予測できます。
なれないうちは聞き取れない単語が出てくるとそこでパニックになって後半の話が入ってこず、結果なんの話かわからず返せない、といったことがよくあります。
まずは伝えること、そして単語一つ一つよりも全体を掴む練習をしてみてください。
回避法:間違ってもいいから話す機会をつくる
機会を作るために検討してみて頂きたいのがまずはオンライン英会話
オンライン英会話なら、相手は先生ですので気兼ねなく会話の練習ができます。
都市部に住んでいるなら、Meetupでのランゲージエクスチェンジも効果的。
とにかく話す場所を作りましょう!
地域によっては自治区が格安で提供している英会話教室なんかもありますので色々調べてみるとおもしろいですよ。

3. 日本語の教材だけで完結しようとする
僕の失敗談
最初は市販の日本語解説付き参考書ばかり使っていた。安心感はあるけど、英語で英語を理解する力がつかなかった。
なぜ失敗か?
英語を「使えるように」するには、生の英語に触れる必要があります。日本語に頼りすぎると、実践的な運用力は育ちません。
試験対策にはもちろん良いですが、実践で使える英語を学びたいのであれば英語で書かれた教科書も候補に入れてみてください!
実際に留学したら全て英語です。語学留学を目指している方は今のうちから慣れておくのも手です。
また英語のYoutubeでリアルな会話を聞いてリズムや発音、単語などに触れてみるのも効果的です!
回避法:英語の教材・動画に挑戦する
テキストのおすすめは『Grammar in Use』。
全編英語ですが、高校英語が80%位完了していればBasicは大丈夫だと思います。
実際にネイティブはこう考えてこの文法を使っているといったことが学べます。
Youtubeは「The Tonight Show」がおすすめです。1回10分程度の英語トークでセレブ達がたくさん出てきますので何を言っているのか気になってついつい集中して聞いてしまいます。
4. インプットばかりでアウトプットしない
僕の失敗談
リスニングを中心にやっていて、リーディングやライティングはほとんどやっていなかった。
そのため聞き取れるけどなんて返したら良いかパッと出てこない。
なぜ失敗か?
アウトプットしないと、英語は「わかるけど使えない状態」のままです。
会話では、自分の考えをその場で表現する瞬発力が必要です。
回避法:日記やSNSでアウトプット習慣を
僕は英語で毎日3行日記を書いていました。
日常会話では「昨日の出来事」など日記に書くようなことが多いので、実践的です。
また、言語特化SNS「HelloTalk」もおすすめ。
投稿に対して他のユーザーが添削してくれたり、自然な表現を教えてくれたりします。
間違いを恐れずにどんどん発信する習慣をつけましょう!
意外なことにライティングをやることによってスピーキング力が爆発的に伸びますよ!

5. 勉強計画を立てず、気分で学習する
よくある例
「今日は単語」「明日は映画」など、その日その日の気分でバラバラな学習をしてしまう。
英語力が全然伸びた実感がわかず辞めてしまう。
なぜ失敗か?
これは私の周りの話です。
なぜこうなってしまうのかと言うと目標やスケジュールがないため、達成感を得られず継続しにくくなるのです。「何をいつまでにやるか」が見えないと、やる気も落ちてしまいます。
回避法:明確な目標と期限を設定する
まずは「TOEIC600点を3ヶ月後に目指す」など、目標を設定しましょう。
できればTOEIC600点を取って昇進して年収を20万上げて 趣味に使えるお金を増やすなどのように具体的であればあるほど望ましいです。
目標を決めたら途中で確認テストを受けたり、オンライン英会話でレベルチェックをしてもらったりすると効果的です。
「半年後に単語帳3周」「公式問題集を3セット完了」など、しっかりスケジュールを立てると、自然とやる気も出てきます。
まとめ|英語学習は「続け方」と「修正」がカギ

英語に近道はありません。でも、「遠回りしない工夫」はできます。
今回紹介した5つの失敗は、僕が独学と留学の両方で体感したリアルな内容です。これから学習を始める方は、ぜひ同じ失敗を避けて、より効率よく実力を伸ばしていってください。
ほんの少しの学び方の工夫が、未来の成果に大きく影響します。コツコツ進めながら、時には自分の学習法を見直してみましょう!
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