こんにちは、ノックスヴィルです。
今回は、30代後半の会社員である僕がたった2ヶ月でTOEICのスコアを100点アップさせた方法を紹介します。
社会人として働きながらキャリアアップを目指す方にとって、TOEICスコアは一つの評価材料になります。
しかしなかなかスコアが上がらないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのは800点を目指す前に「今のスコアから+100点」を目標にすることで、成果を実感しやすく、次のステップにもつながりやすくなる方法です。
このブログでは、僕が実践した具体的な「+100点」の勉強法を、スコアのビフォー・アフターや使用した教材とともに紹介していきます。
僕のTOEICスコアの推移
まずは、僕のスコアの変化をご紹介します。
スコア:695点(リスニング:440点/リーディング:255点)
↓2ヶ月
スコア:795点(リスニング:480点/リーディング:315点)
私は日頃から海外ドラマをみたりPodcastを聞いているのでリスニングは得意でした。ただし文法に関しては不得意で、一通り勉強したつもりではいたのですが細かいところまでは取り組んでいませんでした。
なので得意なリスニングをキープしつつ、苦手なリーディングを強化する作戦をとることで、トータルで100点アップに成功しました
勉強時間の配分と全体戦略
今回の勉強では、自分の苦手にフォーカスし、リスニング2:リーディング8の割合で学習時間を振り分けました。特にリーディングの文法・語彙対策に力を入れました。
仕事との両立を考慮し、平日は隙間時間を活用し、週末はまとまった時間を使うスタイルで進めました。
1週目:基礎の再確認と単語習得
最初の1週間は、文法の基本書『EVERGREEN』をざっと復習。前回の受験から、知識の抜け漏れがないかを確認しました。
文法書は色々ありますが私はTOEIC対策の基礎文法用としてはEVER GREENが一番レベル的にもちょうど良く、内容もクセが無く使いやすいかなと思いました。
並行して、『金のフレーズ』を使って単語力も強化。通勤中やスキマ時間に音声を流して耳から覚えることを意識しました。いわゆる「金フレ」でTOEIC学習者にとっては必須教材です。コンパクトで持ち運び易く、頻出単語が網羅されているのでこの一冊あればOKです!これをマスターすれば金フレに載っていない単語が出たとしても、前後の文脈から予想できるレベルまで持っていけますのであれこれ買うよりこれ一冊やりこば大丈夫です!
2〜4週目:文法対策とアプリ学習の本格化
2週目からはスタディアプリをメイン教材として使い始めました。
- 最初の10分間は単語トレーニング
- その後は文法の動画講義(関先生)を視聴しながら理解を深める
まず単語学習からです。
私は本当に単語学習が嫌いで長続きしませんでした。なので勉強初めの10分+スキマ時間に聞くと細切れにして対策していました。単語学習についてはずっと必要なので2~4週の枠に書きましたが、実際は最後まで学習を続けました。
次は文法ですが、このアプリはボリュームが多く、TOEIC対策として非常に優秀。TOEICに特化した構成なので、効率よく得点に直結する学習ができました。単元にもよりますがおおよそ、簡単な3問くらいのテスト→講義動画(5~10分程度)→確認問題(5~10問程度)となりますので記憶の定着がしっかり出来ます。一単元15分程度なので忙しい社会人でも取り組みやすい内容となっています。
価格が、一月3千円程度(プランによって価格が多少変わります)なので少々高く感じますが、英語教室通ったりするよりは圧倒的に安いです。全てやりきれない程のボリュームがありますのでコスパは圧倒的に良いと思います。私は2ヶ月の間、平日1時間以上、土日は4時間以上触っていましたが全くやりきれませんでした(笑)
関先生の講義もわかりやすく、テキストでは飽きてしまう私も動画と組み合わせることで飽きること無く続けられました。
5週目以降:公式問題集で実戦力を強化
中盤以降は公式問題集に取り組みました。
図書館など集中できる場所で、本番同様に2時間しっかり時間を測って解くことで、実戦感覚を養いました。
- 土日:公式問題集2時間+復習
- 平日:単語/文法/間違えた箇所の復習(テキスト・アプリ・YouTube活用)
特に復習には時間をかけ、「なぜ間違えたのか」を徹底的に分析しました。
YouTubeも活用して疑問を解消
アプリやテキストで理解できなかった部分は、YouTubeの森鉄先生の動画を活用しました。
高校生向けではありますが、基礎の再確認にはちょうどよく、理解の助けになりました。
リスニング対策は繰り返し+予測力
リスニングは得意分野でしたが、それでも油断せず、間違えた問題を何度も聞き返しました。
みなさんもご経験が有ると思いますが一度内容を理解すると次からはちゃんと聞こえるんですよね!
地道に回答と音声を確認しながら耳を慣らしていきました。
スコアアップのコツ
私が考えるスコアアップのコツは大きく2つです。
リスニング
「Whenなのか、Whatなのか」を聞き分けるなど、選択肢を絞り込むテクニックも重要ですが、完全に聞き取れなくても、2択に絞って消去法で正解に近づけることです。
これが非常に大切で、出だしで聞き取れなくて諦めてしまうのはもったいない!多少聞き取れなくても全体感を掴むことで3択を2択まで持っていきましょう!単純ですが、仮に10問怪しい問題が有ったとして、3/10問だと3問、2/10問だと5問で2問正解率を上げることが出来ます!
なんとなく「ホテルで会話してるなー」とか「なんか助けを求めてるなー」みたいなざっくりでもよいでの諦めないようにしましょう!
リーディング
TOEICはその性質上上級者~初心者までが同じテストを受けます。つまり問題の中に難しいものから易しいものまでが混在しているということです。
なので間違えた問題の回答を見て全くわからなければその問題は捨てて大丈夫です。まだその段階では無いということです。数問はTOEIC900点以上の人でも悩む問題がありますのでそれに時間をかけるのはもったいないです。
600点目指す方は600点なりの問題を、800点目指す方は800点なりの問題をしっかり取れるようにして、自分の目標とするレベルよりも圧倒的に難しい問題は勇気を持って捨てる事が逆にスコアアップに繋がります。
本番で実力を出し切るために
TOEIC本番で120%の力を出すのは難しいものです。
だからこそ、公式問題集で120点アップくらいの感触を得ておくことで、本番ではちょうど100点アップを狙える、という感覚でした。
まとめ:100点アップは「狙って取れる目標」

800点を目指す前に、まずは100点アップという明確で現実的な目標を立てることで、学習の集中度も変わってきます。
今回の僕のケースでは、
- 自分の弱点を見極めて学習配分を最適化
- 作戦をしっかり立てる
- 信頼できる教材を繰り返し使い倒す
- 最後まで諦めない
といった工夫で、社会人でもしっかり成果を出せました。
「あと100点…!」と思っているあなたにも、きっと再現できる方法だと思います。
ぜひ、今日から実践してみてください。
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