【簿記2級】僕が250時間で合格した勉強法|いきなり2級受験からでも大丈夫!

簿記2級は250時間で合格できる!独学で進める効率的な勉強法 勉強法

こんにちは、ノックスヴィルです。
今回は僕が簿記2級に合格した時の勉強法を、リアルなスケジュールと共にご紹介します。

「履歴書に書ける資格を増やしたい」と思って、僕はいきなり2級から受験しました。とはいえ、知識ゼロからのスタートだったので、勉強は3級レベルから始めました。

実際にかけた時間は約250時間。これは3級の学習も含んだ時間なので、もし既に3級を持っている方なら、200時間前後が目安になると思います。

ステップ①:簿記3級の基礎固め(0〜20時間)

まずは簿記というものの全体像をつかむために、やさしい入門書からスタート。

いきなりテキストを開くのではなく、最初の20時間は初学者向けの解説本で「簿記とは何か」をじっくり理解しました。

その後は、3級のテキストを3周しました。目的は「完璧に覚えること」ではなく、全体の構造を把握すること。2級合格がゴールなので、わからない部分があっても気にせずガンガン進みます。

この段階で、内容の6~8割が理解できていれば十分です。

使用教材:
『はじめての人の簿記入門塾』

『みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商3級』

ステップ②:2級に向けた戦略選び

ここで受験者のタイプが大きく2つに分かれます。

タイプ1:工業簿記で満点(40点)を狙う
初めて触れる工業簿記は一見難しそうに見えますが、実は内容がパターン化されていて得点しやすい分野です。
満点狙いも現実的で、しっかり対策すれば安定して高得点を取れるようになります。

タイプ2:商業簿記で得点を稼ぐ
一方で、商業簿記は3級からの延長なので取り組みやすさが魅力。配点も60点と高いため、こちらで点数を稼ぐ作戦も有効です。

僕は「タイプ1」の戦略を採用しました。
つまり、工業簿記で満点を目指しつつ、商業簿記の問1で得点を確実に取るというプランです。

ステップ③:工業簿記の徹底攻略(90〜100時間)

工業簿記は2級から新しく出てくる分野で、多くの人がここで苦戦します。
特に原価計算や間接費の配賦などは、最初はチンプンカンプンかもしれません。

ただ、ここで大事なのはイメージを持つこと。
「この計算結果はどこに流れていくのか」「どの費用が何に影響するのか」など、流れを理解する意識を持って取り組むと一気に伸びます。

テキストに載っている図や表を活用しながら、問題を解くたびに全体の流れを確認するのがおすすめです。

学習の目標:
テキスト3周
問題集3周

使用教材:
『パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記』

ステップ④:商業簿記の実力アップ(70〜80時間)

僕は工業簿記を優先したので、商業簿記は後から着手しました。
ここでは、特に問1・問2を確実に得点できるように鍛えることが重要です。

3級よりも仕訳が複雑になり、量も増えます。
ミスを減らすために、とにかく丁寧に書く癖をつけることを意識しました。焦ると「0」と「6」を書き間違えるなど、もったいない失点が出てきます。

問3(連結会計など)への対処法:
正直、問3は難問が多いです。でも捨てるのはもったいない。
部分点があるので、分かる範囲は必ず埋めること。
わからなくても、「考えようとした跡」が点数になることもあります。

学習の目標:
テキスト3周
問題集3周

使用教材:
『パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記』

ステップ⑤:過去問で仕上げ(60〜70時間)

最後の仕上げは過去問演習です。
過去5回分を90点以上取れるまで繰り返し取り組みました。

ここで重要なのは、「わからない箇所は必ずテキストに戻って確認すること」。
間違えた問題を放置すると、同じミスを繰り返します。

使用教材:
『合格するための本試験問題集 日商簿記2級』

おすすめYouTube講座

【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき
言わずとしれた簿記系Youtuberの立役者的存在!
3級~2級までずっとお世話になっていました。

【簿記・会計】公認会計士たぬ吉の資格塾
ふくしままさゆきさんとは違ったアプローチで解説してくれます。
両方併用することで最強のツールとなります。

まとめ|まずは20時間やってみよう!

簿記を初めて学ぶ人にとって、最初のハードルは「難しそう」という思い込みだと思います。
でも大丈夫。まず20時間だけ続けてみてください。
少しずつ取っ掛かりがつかめて、だんだん理解が深まっていきます。

簿記2級は70点取れれば合格なので満点を目指さないことも逆に重要です!
どうしてもわからないところは切り捨てて、どんどん次に行きましょう。

簿記はあらゆる業種で通用する「コスパ最強の資格」です。
仕訳の力がつけば、経理・総務・営業・マネジメントなど、あらゆる業務の理解度が変わります。

最後に一言。
簿記は「仕訳に始まり、仕訳に終わる」資格です。
迷ったら、まず仕訳を何度も何度も練習しましょう!

以上、ノックスヴィル流・簿記2級合格ロードマップでした。
ではまた!

プロフィール
この記事を書いた人
ノックスビル二等兵

29歳のときにカナダ・トロントへワーキングホリデーで留学。英語学習や国際経験を経て、現在は資格学習や資産運用を中心に発信しています。

投資歴は15年以上。主に株式と投資信託を中心に、コツコツと長期目線で運用中。

取得資格は以下のとおり:
・通関士
・貿易実務検定B級
・日商簿記2級
・安全保障貿易管理(STC)EXPERT
・TOEIC 795点 など

「勉強 × 投資 × 留学経験」をテーマに、リアルな体験や学びを発信中です。

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