こんにちは、ノックスヴィルです。
僕は15年にわたる投資経験、2017〜2018年のカナダ・トロント留学、そして約10年間の貿易・物流業界の実務経験をもとに、今回は「貿易・国際物流に携わりたい社会人」に向けて、現場で本当に使える資格を6つ厳選してご紹介します。
このブログへ訪れていただいている方は日頃からキャリアアップを考えられている非常にモチベーションの高い方ばかりだと思います!
そんな皆様のお役に少しでも役立てたら嬉しいです!
この記事はこんな人におすすめ

- 20代後半〜40代の社会人
- 資格取得・投資・留学に興味がある人
- キャリアアップ・転職を考えている人
貿易・物流の仕事で役立つ資格6選
- 通関士|国家資格でキャリアの王道
- 貿易実務検定|基礎固めに最適
- EPAビジネス実務検定|新時代の貿易スキル
- 通関ビジネス実務検定|実務に強くなる
- IATA国際航空貨物取扱士|世界基準の物流力
- 安全保障輸出管理実務能力認定試験|リスク対応力を証明
1. 通関士|国家資格でキャリアに差をつける
唯一の国家資格であり、通関業務は通関士にしか認められていません。輸出入申告、関税・消費税の計算、法令遵守などの実務に直結します。
学習時間は約300〜400時間で、比較的現実的。各営業所に1名以上の配置が義務付けられているため、安定したニーズがあります。
2. 貿易実務検定|基礎の定着で迷いなし
貿易の三大流れ「貨物・書類・資金」の理解が深まります。C級でも履歴書に書けますが、B級あると周りに差がつけれるので挑戦したいレベルです。
初心者が全体像を掴むには最適で、まず取るべき資格のひとつです。
3. EPAビジネス実務検定|経済連携協定を理解する
EPAといった関税優遇制度を理解・活用するための資格。物流・メーカー・商社などで活躍できます。
2020年スタートと新しく、今後難化することが予想されるため、早めの取得が有利です。
4. 通関ビジネス実務検定|現場力を証明する
通関士が法律寄りであるのに対し、こちらは実務に即した検定。物流やリスク管理、貿易地理などを網羅しています。
2021年開始の新資格ですので、今後評価が高まって来ると予想されます。
5. 国際航空貨物取扱士(IATA)|世界で通用する専門資格
航空業界のグローバルスタンダード。教材・試験ともに英語で実施され、難易度は高めですが、取得すれば世界中で通用します。
珍しい国際資格です!
フォワーダーや航空会社でのキャリアアップに有効です。
6. 安全保障輸出管理実務能力認定試験|リスク管理のプロへ
略称は「STC試験」。CISTECが実施する民間検定で、該非判定や法令対応を中心とした知識が問われます。
- Associate:約40時間
- Advanced:約60時間
- Expert:約800時間(合格率8%前後)
特にExpertは企業の輸出管理責任者として重宝されます。
安全保障輸出管理実務能力認定試験についてはこちらで詳しく解説しています。

資格が活かせる職種・企業例
資格取得の目的は「キャリアに活かすこと」。以下に、それぞれの資格が活かせる職種や企業を整理しました。
- 通関士 / 通関ビジネス実務検定:フォワーダー、通関業者、商社の輸出入部門
- EPAビジネス実務検定:自動車・部品メーカー、食品輸出企業
- IATA(国際航空貨物取扱士):フォワーダー、乙仲、航空会社
- 安全保障輸出管理:商社、メーカー、通関業者
- 貿易実務検定:商社、乙仲(海運仲介業者)
実務に直結する場面が多く、相性の良い職場を意識して資格を選ぶことで、転職・キャリアアップの成功率も高まります。
おすすめの取得ルート
- まずは 貿易実務検定C級で基礎知識を固める
- その後、職種や興味に合わせて通関士・EPA・IATA・STCを取得
資格は「組み合わせ」がカギ。単体よりも、複数のスキルを掛け合わせることで、より市場価値の高い人材になれます。
ノックスヴィルからの一言

資格はゴールではなく、キャリアの「武器」です。
僕自身も、通関士・STC Expert・貿易検定などを通じて実務に役立つ知識を身につけてきました。
「将来が不安」「キャリアを変えたい」そんな方は、まず一歩踏み出してみてください。きっと数年後に差がつきます。
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皆様のキャリアアップを全力で応援しています!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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